FIVAで「モバイルLinux」@syns

購入後に発見した問題点
1 ハイバネ-ション領域をPatitionMagic4.0Jで消去し パーティションを4つに切ろうとおもいました。まず始めに見てみると 前160MBほど ハイバネ-ション領域がありその次にWINDOWSフォーマットのCドライブがありました。しかし さらにその後ろに 7MBほどの空き容量 があります。不明だったので 消そうと思いました。とりあえず難なく削除できたのですが 前の領域(ハイバネ-ション領域)が削除できません。容量 が7MB以上小さく出来ませんでした。とりあえずパーティションを区切ろうとすると基本パーティションが3つしか作れません。Linuxから見ると hda1 hda3 hda4 となっていました。これは拡張パーティションを作れば問題ないのですが 結果 hda1 hda3 hda5 hda6 となってしまってます。(各OSのインストールに問題はないようです)
2 Linuxで APMのハイバネ-ションを利用すると 思いっきりファイルを壊します。BIOSからハイバネ-ションの使用を不可にしておきましょう。
3 DirectDraw アクセラレータを使用可にしてAVIファイルを複数同時にWindowsのMediaPlayerで再生すると画面 表示が正常に表示されないようです。しかしAVIの複数同時鑑賞なんてしないので 試しに使用可にしました。(C:\Program Files\DirectX\Setup\CxDiag でONにできます)MPEGの再生を実験したところ 全然問題ありません。またDirectDraw アクセラレータを使用する事によって 動画の全画面表示が可能になります。個人的に こっちの方が良いと思います。
4 WINAMP2.6をFullでインストールすると 再生中に凍ります。よってVer2.4に落として使ってみると回避できました。

 

FIVAにRedHat系Linuxをインストールする
1 FDドライブもCDドライブも無い状態でもインストールする方法は なんとも簡単です。まず WindowsでLANカードを認識させてください。PCカードのドライバーは ダイアルアップ接続でダウンロードするしかありませんが フロッピーディスクの中身を 自分のFTPサーバーなんかにUPしておけばいいです。(注意:log.sysファイルも忘れずに移しましょう。システムファイルなので非表示になっていたら気づきにくいです。)
2 LANカードを認識して ネットワークに接続できたら LAN内のPCからLinuxセットアップCDの中身を 丸々FIVAの特定のフォルダに移します。(ドキュメントなんかは 必要ありませんが)基本的に 移動させるのはブートイメージがはいったフォルダ、RPMが入ったフォルダ(ディストリビューション名のフォルダ)、Miscフォルダ、DOSUTILSフォルダとフロッピー内の一番上にある コマゴマとしたファイルでいいです。その後MS-DOSで再起動して 

C:\us (USモードでないと インストール時に文字化けします)

とした後DOSUTILSフォルダの中にある AUTOBOOTを実行すればLinuxセットアップが始まります。もちろん HardDiskからのインストールをえらんで 何処からインストールしますか?の問いには CDを移したフォルダを指定してください。

 

ビデオカードの設定
とりあえず初めのインストールで MediaGXを選んでください。あとのモニタ(ディスプレイ)の設定は あとからXF86Configを調節するので 適当に飛ばして下さい。

 

X‐Windowの導入
これが一番ややこしいです。XF86Setupで色々ためしましたが無理でした。XF86Configの方を変更しないといけません。
まずLinuxインストール直後は テキストログインにしてください。(LILO Boot:linux 3)
XF86Configは「/etc/X11/XF86Config」だったはずです。これを設定しなおします。基本的に「Monitor」「Devie」「Screen」の3つのセクションを編集すればいいです。(結構下の方にあります)

ここに 見本を貼りつけておきます。使ってください。

**

# **********************************************************************
# Monitor section
# **********************************************************************

# Any number of monitor sections may be present

Section "Monitor"

Identifier "LCD Panel 800x600"
VendorName "CASIO"
ModelName "CASSIOPEIA FIVA MPC-102M32"

# HorizSync is in kHz unless units are specified.
# HorizSync may be a comma separated list of discrete values, or a
# comma separated list of ranges of values.
# NOTE: THE VALUES HERE ARE EXAMPLES ONLY. REFER TO YOUR MONITOR'S
# USER MANUAL FOR THE CORRECT NUMBERS.

HorizSync 20-82

# VertRefresh is in Hz unless units are specified.
# VertRefresh may be a comma separated list of discrete values, or a
# comma separated list of ranges of values.
# NOTE: THE VALUES HERE ARE EXAMPLES ONLY. REFER TO YOUR MONITOR'S
# USER MANUAL FOR THE CORRECT NUMBERS.

VertRefresh 20-100

# Modes can be specified in two formats. A compact one-line format, or
# a multi-line format.

# These two are equivalent

# ModeLine "1024x768i" 45 1024 1048 1208 1264 768 776 784 817 Interlace

# Mode "1024x768i"
# DotClock 45
# HTimings 1024 1048 1208 1264
# VTimings 768 776 784 817
# Flags "Interlace"
# EndMode

# This is a set of standard mode timings. Modes that are out of monitor spec
# are automatically deleted by the server (provided the HorizSync and
# VertRefresh lines are correct), so there's no immediate need to
# delete mode timings (unless particular mode timings don't work on your
# monitor). With these modes, the best standard mode that your monitor
# and video card can support for a given resolution is automatically
# used.


ModeLine "800x600" 36 800 823 895 1023 600 601 603 625 +hsync +vsync

EndSection


# **********************************************************************
# Graphics device section
# **********************************************************************

# Any number of graphi2cs device sections may be present

#Section "Device"
# Identifier "MPC-102M32"
# VendorName "Cyrix"
#BoardName "MediaGX"
# Chipset "generic"

# VideoRam 2048

# Clocks 25.2 28.3

#EndSection

# Device configured by Xconfigurator:

Section "Device"
Identifier "MPC-102M32"
VendorName "Cyrix"
BoardName "MediaGX"
#VideoRam 2048
#Option "no_accel"
EndSection


# **********************************************************************
# Screen sections
# **********************************************************************

# The Colour SVGA server

Section "Screen"
Driver "svga"
# Use Device "MPC-102M32" for Standard VGA 320x200x256
Device "MPC-102M32"
Monitor "LCD Panel 800x600"
Subsection "Display"
Depth 16
# Omit the Modes line for the "Generic VGA" device
Modes "800x600"
ViewPort 0 0
Virtual 800 601
EndSubsection
EndSection

**

ポイントは「Virtual 800 601」で 仮想デスクトップを作ると言うことです。FIVAのモニタはこれをしないと安定しません。数値はいくらでも結構ですが とにかくこの仮想デスクトップ(仮想解像度)を利用しなければ いけないという事はけして忘れないでください。

(初心者の方に)
設定の仕方はemacs /etc/X11/XF86Config (この場所にXF86Configファイルがあれば)で試してください。設定後「Ctrl」+「x」と押しその後で「Ctrl」+「s」でセーブできます。終了は「Ctrl」+「z」です。

 

Soundの設定
SoundBlaster16の設定で簡単に鳴ります。とりあえず自動では認識しないので Windows再起動しI/OとIRQ、DMAなどのメモをとっておきましょう。
(初心者の方に)
X-Windows起動後 Kterm(日本語のとおるコンソール)で「# setup」としてください。「IRQ」とはWindowsでは「割り込み」となっている数値です。

 

PC-カード(LANカード)設定
いままで PCIのLANカードしか使った事がなく 全く始めて試した事でした。まとめるにも時間がかかり「簡単」と聞いていたのですがいまいち 上手く動作しませんでした。PCMCIAで上手く動作させるには 次のポイントがあります。

@rhのNetworkConfigには普通道理のeth0を使うものとして設定する。
Aeh0の起動時立ち上げを無効にする。(NetworkConfigからGUIで設定できます)
BFIVAの場合PCカードが認識しても 音が出ない場合があるので(普通はピポっとかいいますよね) 「音」で判断しない事
CLinuxで 動作確認されているカードを使う事(これは当たり前です)

これら自分が失敗した経験から 言える事ですので これだけでは一概にいえませんが/etc/pcmcia/config に認識するカードの一覧があります。メーカーのサポートなどで書き加えたり訂正したりして まず REBOOT時に PCMCIAを認識できる環境を作ってください。(redHat6.0以降のモノは「PCMCIA [OK]と出ればいいです)

次に etc/sysconfig/pcmcia と /etc/pcmcia/network.opts の例を載せておきます。

**etc/sysconfig/pcmcia**

PCMCIA=yes
PCIC=i82365
PCIC_OPTS="irq_list=10 poll_interval=100"
CORE_OPTS="unreset_delay=300"

**/etc/pcmcia/network.opts**

case "$ADDRESS" in
*,*,*,*)
IF_PORT=""
BOOTP="n"
IPADDR="『IPアドレス』"
NETMASK="255.255.255.0"
NETWORK="『ネットワークアドレス』"
# Broadcast address
BROADCAST="192.168.0.255"
DOMAIN="『ドメイン名』"
DNS_1=""
DNS_2=""
DNS_3=""
MOUNTS=""
IPX_FRAME=""
IPX_NETNUM=""
;;
esac

**

これだけで 動くはずです。一応こちらで 動作させたのは メルコのLPC-T 10BaseTです。

 

環境紹介
デスクトップ

Windowsは800X600で問題なく(モバイルでは贅沢過ぎる?)使えます。あのモニタの小ささなので 800X600が狭いと感じた事は一度もありません。購入時のFONTが大きかったんですが小さくしました。(拡大画面 はこちら

以前 『Linuxでは800X600は大変狭い!と感じます。別にここまで狭いX‐Windowを使うのなら この際 コンソールのみ でも良いのではないかと思うほどです。やはりXではXGA以上は必要ですね・・・。』なんて書きましたがXのFONTも変え、ウインドウマネージャーも「Sawmill」にすれば以外とすっきり!(拡大画面 はこちら

皆さんはどのようなソフトウェアをFIVAにいれているのでしょうか。Windowsはほとんど利用していないので インストールしたWinアプリは「駅すぱーと」と翻訳ソフト「Logovista EtoJ」とJAVAのIDE「Visual Cafe」くらいです。CDドライブがないので仮想CD-ROM「CD革命」を使っています。これが以外と便利。

 

FIVA奮戦記
(2月未明)FIVA購入2週間後、液晶が壊れました。症状は縦に緑の太い線が上から中央部まで 現れ液晶画面のON時からOFF時まで消えませんでした。修理に1週間かかりました。(もちろん保証書利用)

(5月未明)LinuxLoad通称LILOをマスターブートレコードにインストールしたまま パーティション領域を変更したところ LILOが壊れました。よく聞く事です。しかしCD-ROMもFDもないまま OSが立ち上がらないと言うのは 致命傷で オプション機器なしでこれたのもこれで最後か・・・・、と 思いました。しかし ポートリプリケーターを購入する資金がなかったためFIVAを分解し HDを他のPCに移植して再インストールしました。これが結構簡単で 最近では癖になり頻繁に移植してOS再インストールやってます。

 

個人的感想
当時、約14万円で購入したこの機は 「買ってよかった」と思っています。色々 欠点もありますが総合的にみて柔軟性があり 良い機種だと思います。購入前 SONY vaio C1S と 東芝Libretto 1100V と このFIVAのどれに決めるか大変悩みましたが 購入後は 何も途惑いはありません。やはり 800X600の標準解像度も選んだ理由の一つでしたが(他のはワイド画面 ですよね)その選択も正解だったようです。ただ良く 凍ります。いままで使っていたPCがハイスペックだったので 同じ使い方をすれば それはもちろんFIVAにとって負担は相当な大きさになるでしょうけど 凍り方がなんともタチがわるいです。一切のキーボード入力を無視したあげく、電源も落とせないという事が時々あります。まあ 不満はその程度です。とりあえず モバイル機の購入を考えているのであれば FIVAは個人的には「お勧め!」と言えるでしょう。

 

付録
ここで紹介した Linuxの設定ファイルを置いておきます。同じ環境の方は そのままファイルごと中身を書き換えずにコピーしてください。

PCカード:MELCO_LPC-T 10BaseT(NE2000互換であれば他のモノでもそのままで動くはず)

XF86Config
redhat系なら/etc/X11/XF86Config

pcmcia
redhat系なら/etc/sysconfig/pcmcia

network.opts
redhat系なら/etc/pcmcia/network.opts

 

 

リンク

CASSIOPEIA FIVA 非公式サポートセンター
http://fiva.w3.to/


 

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