SunハードウェアとPROM

目次

ここでは、Sparc SolarisとIntel Solarisのハードウェア設定に付いて解説します。Sparc SolarisについてはPROMモードについても解説します。

フレームバッファデバイス
シリアルポート
PROMコマンド リファレンス
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フレームバッファデバイス

<モニタの解像度を変更する>

最も確実は方法はEEPROMの設定を変更することです。PROMモードでoutput-deviceの値を変更します。

ok setenv output-device screen:r1280x1024x76
ok boot -r

尚、ここで入力を誤ると、画面に何も表示できなくなります。その場合はL1+Nを同時に押しながら電源を入れ直してください。この操作によりNVRAMの内容がデフォルトに戻ります。

PGXの場合
PROMを使わずとも、Solaris上からフレームバッファの変更は可能です。以下の様に実行すると、現在使用しているフレームバッファの情報を表示させることができます。

# /usr/sbin/m64config -prconf

これより、目的の解像度と、周波数を使って次の様に変更してください。(1024x768に変更するとします)

# /usr/sbin/m64config -res 1024x768x60

最後の60はディスプレイの周波数です。このコマンドを実行した後、システムをリブートして下さい。

Createrの場合
PGXとコマンドが違います。Createrモデルの場合はffbconfigコマンドを使います。

# /usr/sbin/ffbconfig -prconf

これにより、目的の解像度と、周波数を使って次の様に変更してください。(1024x768に変更するとします)

# /usr/sbin/ffbconfig -res 1024x768x60

最後の60はディスプレイの周波数です。このコマンドを実行した後、システムをリブートして下さい。

Intel Solarisの場合
Intel Solarisの場合は、kdmconfigコマンドを実行します。このコマンドより、インストール時に使われたユーザインターフェイスのウィザードが呼び出されますので、指示に従って解像度を変更して下さい。

# kdmconfig -u

尚、PGXやCreaterの様にprconfオプションはありません。現在の設定情報が必要な場合は/usr/openwin/server/etc/OWconfigの内容を確認して下さい。

<モニタのセーフモード>
一定期間、キーボートとマウスからの入力がない時に自動で画面表示を切る為に、Screenblankコマンドがあります。

> xset s 60

上記のコマンドにより60秒後にスクリーンブランクがかかります。無効にする場合は以下のコマンドラインを実行して下さい。

> xset s off

SolarisのCDE環境の場合はスタイルマネージャの画面のメニューで設定できます。

<コンソールモードの反転表示>
Solarisのコンソールモードはバックのカラーが白で、文字が黒になっています。この環境がディスプレイにとって具合が悪い場合、OpenBootROMのレベルで以下の様なコマンドを実行すると、反転させることができます。

ok nvedit
0: probe-all install-console
1: d# 27 emit. "^[q" (CTL+ESC+q)
2: banner
3: ^C (CTL+c)
ok nvstore
ok setenv usr-nvramrc? true
ok reset

これを元に戻す場合は次に様に実行してください。

ok setenv use-nvramrc? false
ok reset

シリアルポート

SunのWorkstationとServerには一般にシリアルポートがついています(D-SUB25[A/B]、RJ-45など)。ここでは、これらを使ったデバイス間接続について解説します。

<コンソール端末の接続>
ディスプレイやユーザーインターフェイスがないサーバーシステムでは、シリアル端末をコンソールとして利用します。SunハードウェアとPCのシリアルポートをクロスケーブルで接続し、PC側でTeraTermやハイパーターミナルを使って、コンソールとする場合などが考えられます。コンソールデバイスとして日本語端末を接続するには Aポートに端末を接続した後、/etc/ttydefsファイルを以下の様に編集して下さい。

cons8:9600 -parenb cs8 opost onlcr:9600 sane -istrip hupc1::cons8

次に/etc/inittabファイルを編集し、コンソールのラベルとタイプを変更します。

co:234:respawn:/usr/lib/saf/ttymon -g -h -p "'uname -n' console login: " -T vt100 -d /dev/console \
-l cons8 -m ldterm,ttcompat

eepromに設定されている入出力デバイスをttyaにする。

# eeprom output-device=ttya
# eeprom input-device=ttya
# init 0

その後再起動してください。Solarisでは/dev/consoleのメッセージを他のデバイスにリダイレクトすることはできません。しかし/dev/wconsという、別コンソールデバイスをつかって、複数のリダイレクションを1カ所でまとめて制御できます。

<シリアルポートマネージャー>
Admintoolのシリアルポートマネージャーを使うと用意されたデフォルトの設定を修正するだけでデバイスが使える様になり、端末やモデムを簡単に接続できます。

# admintool &
 

PROMコマンド リファレンス

情報の少ないOpenBootのコマンドをまとめました。下記に一部の重要なPROMコマンドを記します。

banner
電源投入時のメッセージを表示します。

devalias
全てのデバイスエイリアスを表示します。

.enet-addr
EthernetデバイスのEhernetアドレスを表示します。

module-info
CPUの速度を表示します。OpenBoot2.Xのみ対応しています。

printenv
全てのNVRAMパラメータとそのデフォルト値を表示します。

show-devs
システムに接続された全てのデバイス情報を表示します。

.speed
CPUの速度とシステムバス速度を表示します。OpenBoot3.Xのみ対応しています。

.version
OpenBootのバージョンとデータを表示します。

probe-scs-.all
システムに接続された全てのSCSIバスをテストします。

boot cdrom
ローカルCD-ROMからシステムを起動します。

boot disk
ローカルディスクからシステムを起動します。

boot floppy
ローカルフロッピードライブからシステムを起動します。

boot net
ネットワーク経由でシステムを起動します。

bootコマンドに-aオプションを指定して起動すると、インタラクティブモードになり、必要に応じて情報の入力が要求されます。また-sオプションを指定すると、シングルユーザーモードで起動します。-wを指定することで書き込み拡張機能を付加することもできます。
デフォルトブートデバイスはboot-deviceパラメータによって設定されています。

ok printenv boot-device
boot-device = disk
ok

boot-deviseを指定することで、デフォルトブートデバイスを設定できます。

devalias
引数を指定することでデバイスエイリアスをセットします。引数が無い場合はさきほど紹介した様に、デバイス情報を表示します。ただし、再起動すると、この情報は消えます。

ok devalias disk2 /sbus/esp/sd@2.0

nvalias
指定した引数からデバイスエイリアスをセットします。セットされたデバイス情報は 不揮発性メモリに保存されますので他のOpenBootコマンドを使って削除しない限り、システムに残ります。

ok nvalias disk2 /sbus/esp/sd@2.0

nvunalias
nvaliasコマンドにより、不揮発性メモリに保存された情報を削除します。引数はエイリアスだけを指定します。

ok nvunalias disk2

set-default
システム構成をデフォルトに復元します。



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